 | ジェームズ・ボンドとランボーを合わせたようなゾーハンだが、将来の夢はミスマッチな美容師。そんなゾーハンを人気者アダム・サンドラーが悪ノリすれすれで熱演し、爆笑指数は激高。シモネタ系ギャグの連射もあればスパイ映画風アクションまであって、米国コメディ・ファンならずとも大いに楽しめる。本人役で出演して美声まで聞かせる人気歌手マライア・キャリーら超豪華な特別出演陣も必見だ。全米興収は1億ドルに到達した。なお、脚本家の1人、ジャド・アパトーは「40歳の童貞男」などの監督・製作者。無名時代にサンドラーとルームメイト同士だった!
イスラエルの諜報機関《モサド》の一流エージェント、ゾーハン(アダム・サンドラー)は美容師に転職するのが夢。そこでライバルであるパレスチナのテロリスト、ファントム(ジョン・タートゥーロ)と戦って死んだように偽装し、憧れのカリスマ美容師が住む米国のNYへ。最初は就職口に困るが、中東系の女性ダリア(エマニュエル・シューキー)が営む美容室で見習いとして雇われる。やがてゾーハンのあるテクニックが評判となり、店は大繁盛。一方、ゾーハンが生きていてNYにいると知ったファントムは……!?
イスラエルの凄腕エージェントが夢の美容師になるためアメリカに渡り奮闘しながら、逃れられない宿命に立ち向かうハチャメチャぶりを、アダム・サンドラーとジョン・タートゥーロにエマニュエル・シューキーの顔合わせで描くアクション・コメディでした。
イスラエルの諜報機関モサドのスーパー・エージェントのアダム・サンドラー演じるゾーハン、彼の密かな夢は美容師になることだったがこのチャンスを窺っていたゾーハンはある時、パレスチナのライバルジョン・タートゥーロ演じるファントムとの戦いで殉職したと見せかけ渡米に成功。 しかしカリスマ美容師を目指すも相手にされなかったがひょんなことからエマニュエル・シュリーキー演じるダリアが営む美容室で雇われる、すると様々な裏技を繰り出すゾーハンのテクニックはたちまち評判となり一躍ご婦人たちの人気スタイリストとなるが、ゾーハンの生存を聞きつけたファントムが決着をつけるため姿を現わすのだが・・・。
イスラエルの凄腕エージェントのゾーハンの夢は何とカリスマ美容師になることという奇想天外なお話し、「50回目のファースト・キス」のようやく日本でも人気の出てきたアダム・サンドラーが主演・製作して、エマニュエル・シュリーキーをヒロインに迎えたハチャメチャ・コメディでした、ゾーハン宿敵のファントムを意外とコメディも楽しいジョン・タトゥーロが出てきます。 脚本家の1人のジャド・アパトーは「40歳の童貞男」などの監督・製作者としても有名ですが、なんでも無名時代にサンドラーとルームメイト同士だったそうで今回の企画もアダムがだして、2人で色々話し合って進めたそうですが本当に“おバカ”加減がアパトーとサンドラーっぽかったです。 勿論僕はエマニュエル・シューキーやアダム・サンドラーがお目当てでこの映画を見ようと思いましたが、あのジョン・タトゥーロはバカに付き合ってるしクリス・ロックやアダムの盟友ロブ・シュナイダーは出ているし、 おまけにマッケンローやクリス・ロックやマイケル・バッファーさんも出ていて豪華でした。
とにかくアダム演じるゾーハンならぬ『スクラッピー・ココ』がモテモテ・絶倫で超腕利きのエージェント、エマニュエル・シューキーも少し大人になっていてまた美しさに気品のようなものが加わって、アメリカでもヒットしましたが批判も多い作品でしたが飽きずに最後まで楽しめました。
ロブ演じるタクシー運転手のおかげでジョン・タトゥーロ演じるファントムに通報されてファントムがアメリカにやってきますが、ファントムが“ロッキー”波にコップ一杯の卵ならぬ“ヒヨコ”を生きたまま飲み、ああいうくだらないギャグというか笑いが魅力ととるかくだらないととるかの問題でしょう。
思ったよりもヒロインのエマニュエル・シューキーの登場時間が少なかったりしましたが、結構くだらない笑いもあわせて笑える作品に仕上がっていました、お勧めします。
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