 | アン・ブラッシェアーズのベストセラー「トラベリング・パンツ」シリーズの映画化第2弾。幼い頃から固い友情で結ばれた4人のヒロインを主人公に、大人の世界へ足を踏み入れた彼女たちの19歳の青春と、不思議なジーンズ“トラベリング・パンツ”が新たにする絆を綴る。ドラマ「アグリー・ベティ」でブレイクしたアメリカ・フェレーラ、「呪怨 パンデミック」のアンバー・タンブリン、ドラマ「ギルモア・ガールズ」のアレクシス・ブレデル、ドラマ「ゴシップガール」のブレイク・ライヴリー、それぞれキャリアを重ねて再結集した女優4人の成長ぶりも見どころだ。
ティビー(アンバー・タンブリン)、カーメン(アメリカ・フェレーラ)、ブリジット(ブレイク・ライヴリー)、リーナ(アレクシス・ブレデル)、幼なじみの親友4人組は、16歳の時、誰が穿いてもフィットする不思議なジーンズと巡り合い、思い出を共有するように順番に穿き続けてきた。だが高校を卒業し、別の道を歩み始めた彼女たちは、顔を会わせる機会も少なくなっていた。そして19歳の夏。4人と共に時を過ごしたジーンズ“トラベリング・パンツ”は、それぞれに悩みを抱えた彼女たちの間で最後の旅を始める……。
アン・ブラッシェアーズのヤングアダルト小説『トラベリング・パンツ』シリーズの映画化第2弾です、4人とも大学生となりそれぞれの道を歩み始めた彼女たちの大人への成長と変わることのない強い絆を瑞々しく綴っています、主演は引き続きアンバー・タンブリンでアメリカ・フェレーラ、ブレイク・ライヴリーにアレクシス・ブレデルら共演、監督はミュージックビデオの世界で活躍しこれが長編2作目のサナー・ハムリ。 不思議なジーンズと巡り会い4人で順番に履いてそれぞれにかけがえのない経験をした16歳の夏から3年、19歳となったアンバー・タンブリン演じるティビーやアメリカ・フェレーラ演じるカルメン、ブレイク・ライヴリー演じるブリジットにアレクシス・ブレデル演じるリーナの4人は、別々の大学へ進み今では4人で顔を揃えることも難しくすっかりすれ違いの日々。 それでもあのジーンズだけは彼女たちの間を巡り、カルメンは演劇のサマースクールに参加し裏方を手伝いニューヨークのティビーは恋人との関係に問題を、母の死から立ち直ないブリジットは遺跡発掘に参加するためトルコへ行き初恋の相手と破局したリーナには新たな恋の予感が芽生えるが・・・。 16歳の夏を描いた前作から3年後のそれぞれの道を歩み始めた4人のヒロインを描きます、また一歩大人への階段を上る過程と1本のジーンズを軸に女性たちの絆を綴った青春ドラマの第2弾です、今回は前作よりも3年経って少し大人になった仲良し4人組とあの“不思議なジーンズ”の恋と生活と悩みが綴られていきます。
皆普通の悩みと直面することになります、ティビーはブライアンとのセックスで赤ちゃんが出来たかもと悩みカーメンは夏のシェイクスピア劇のパーディタ役に抜擢され、リーナはコスタスと別れて新しいヌード・モデルのレオといい仲になります、ブリジットは母を失った傷がまだ癒えず発掘に没頭しますが疎遠になっていた祖母に会いに行き、カーメンは舞台の主役級に抜擢されますがイアンをジュリアに取られたと思い落ち込みます。
ジュリアがイイ人でカーメンの役を祝ってくれましたが本当はありがちな少し意地悪な面を見せたりします、カルメンのサマースクールの演出家役でカイル・マクラクランがすっかり年をとっていてビックリしました、ブリジットのトルコの発掘作業のナズリン・メハーニ教授にショーレ・アグダシュルー、ブリジットのおばあちゃん役でブライス・ダナー(グウィネス・パルトローのママ)が出ていましたが綺麗で強いおばあちゃんでした。カルメンのママ役のレイチェル・ティコティンも素敵でした。
少しテンポ・アップしたので展開が早いのは分かりますがちょっと話が飛び飛び過ぎましたかね、誰もが直面する問題が仲良し4人組を襲い皆バラバラの進路に向かって歩み始めますが、少し大人になって違った悩みに直面する4人の姿や繋がりが変化していて面白かったかな、お勧めします。
|