 | 「グリーン・マイル」のバリー・ペッパーと、「トリプルX」のヴィン・ディーゼル、そして怪優ジョン・マルコビッチにデニス・ホッパーといったクセ者俳優達が競演しています。タランティーノの作品を手がけてきた、ローレンス・ベンダーの製作です。 マフィアのボスの息子マティー(バリー・ペッパー)は、カタギの会社に就職を目指すが、その肉親らの経歴によりことごとく採用させてもらえない。 とうとう家業であるマフィアを継ぐことを決め、上部組織に納める大金を運ぶ仕事に仲間らと取り掛かるが、予期せぬ手違いが生じて途中で金を奪われてしまう。それを奪還するためにマティーは、凄腕のテイラー(ヴィン・ディーゼル)ら仲間とともに田舎町に乗り込むが・・・。 どう見ても「いい人」バリー・ペッパーが頑張っています、マルコビッチや父親役のホッパーもイイ。だがなんと言っても当時絶頂だったヴィン・ディーゼルを、最後まで脇役として扱ったのがイイ、潔いです。 一人スターが出ているとそれに頼りたくなるものだけど、ディーゼルに頼りきりにならなかったのが良い。 意外といっては失礼だけど、中々ストーリーも良かったです、お勧めします。 |