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「幸せの1ページ」をお勧めします。

期待通りの面白さでしたかね。

画像:shiawasenoichipage3d.jpg説明
南洋の孤島で父親と2人でワイルド・ライフを満喫する少女と、人気ヒーローが颯爽と活躍する冒険小説の作者だが、実は本人は引き籠りで対人恐怖症の女性作家。そんな2人がひょんなことから知り合い、思いもよらぬ大冒険へと乗り出すさまを、全米ベストセラー小説「秘密の島のニム」をもとに映画化した愉快なファンタジー゛した。
これが初の主演作となるアビゲイル・ブレスリンが、ジョディ・フォスターと「オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラーら大スターたちを相手に回し、愛らしい魅力を存分に披露していました。


海洋生物学者の父ジャック(ジェラルド・バトラー)と南洋の孤島で大自然を満喫する少女、ニム(アビゲイル・ブレスリン)。だがある日、父が乗った船は嵐に襲われて消息不明に。そんな折、ニムのもとに作家のアレックスから1通のメールが届く。彼が書く、アレックスという男性の主人公(ジェラルド・バトラー)が颯爽と活躍する冒険小説は世界中で大人気で、ニムも愛読者の1人。そこで早速ニムはアレックスに助けを求めるが、実はアレックス本人はアレクサンドラ(ジョディ・フォスター)という女性で、しかも極度の対人恐怖症で…。



ウェンディー・オルーのベストセラー児童文学『秘密の島のニム』を、オスカー女優ジョディ・フォスターと「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン主演で映画化したファミリー・アドベンチャーです。

ベストセラー作家のジョディ・フォスター演じるアレクサンドラ・ローバーは作風とは対照的に極度の潔癖症で引きこもり、彼女はネット上で孤島に住む海洋生物学者ジェラルド・バトラー演じるジャックに興味を持ちます。
ジャックの娘アビゲイル・ブレスリン演じるニムは南の無人島で自然と動物たちに囲まれて生活、そんなニムはアレクサンドラの冒険小説に出てくる主人公アレックス・ローバーの大ファン。
海洋調査の旅に出たジャックの留守中にアレクサンドラからのメールを受け取ったニムは、ジェラルド・バトラー演じる“アレックス・ローバー”という送信者名から小説の主人公アレックス本人と思い込み大興奮、そんな時島を嵐が襲い船が難破したジャックとの連絡が取れなくなってしまったニム、そこで彼女は頼もしい憧れのヒーローアレックスに迷わず助けを求めるのですが・・・。

「リトル・ミス・サンシャイン」「幸せのレシピ」の天才子役アビゲイル・ブレスリンと、おなじみ“2タイム・オスカー・チャンピオン”の実力派女優ジョディ・フォスターが共演していて予告編でも面白そうだったのと、「300 <スリーハンドレッド>」のジェラルド・バトラーが南洋の孤島を舞台に愉快な冒険を繰り広げるということで、楽しみにしていたファミリー・アドベンチャー・ファンタジーでした。

父ジェラルド・バトラー演じるジャックがプランクトン“プロトゾア・ニム”を探しに心配しながらも、愛する娘のアビゲイル・ブレスリン演じるニムを島に独りきりで置いていったために起こる事件です、島とジャックの船を嵐が襲いやがて手付かずのニムたちの島に“海賊船号”という名前の観光業者がやってきて、ニムは“アレックス”アレクサンドラに助けを求めますが果たして“外出恐怖症”の彼女はニムの所まで辿り着けるのでしょうか。

ニムはアシカのセルキーやトカゲのフレッドにペリカンのガリレオにウミガメと仲良しの自然児で、アレクサンドラは極度の潔癖症で引きこもりで一歩も外出出来ないという対比が面白さの一つ一つですが、“外出恐怖症”という面では『コピー・キャット』のシガニー・ウィーバーが上のような気もしますがこのコメディ映画ではそれがとても面白かったです、題名の『幸せの1ページ』はアビゲイルのヒット作『幸せのレシピ』と“アレックス・ローバー”という冒険小説からとったのかと思いましたが、最後まで映画を見ると分かりますがなかなかいい題名の付け方だと思いました。

バカンスにやって来た意外な少年エドモンドの助けがあってアレクサンドラは島に上陸出来たり、ジャックはガリレオの助けで壊れたヨットを直すことが出来て色々ありましたが、アレクサンドラがやっとのことで島に来てからもまたドラマがありました、ランニング・タイムは短いですがそれなりに楽しめる作品でしたがもう少し長くしてもいいから、アレクサンドラの孤島でのニムとのハチャメチャな生活ブリも見たかった気もします。

アビゲイル・ブレスリンもジョディ・フォスターも“コメディ”も“シリアス”も行けますが、“アレックス・ローバー”役のジェラルド・バトラーの冒険活劇も見たいと思わせてくれました、やっぱりもう少し島でのアビゲイルとジョディのやり取りも見たかったですが面白かったです、勧めします。