 | ニューヨークを舞台に、それぞれ悩みを抱えた2組のカップルの恋愛模様を綴る都会派ラブコメディ。実際にもセックス依存症でリハビリ入院を行ったデヴィッド・ドゥカヴニーが、劇中でもセックスに欲求不満を抱く専業主夫の主人公を演じる。共演は「トゥモロー・ワールド」のジュリアン・ムーア、「ダークナイト」のマギー・ギレンホール、「ウォッチメン」のビリー・クラダップに「最後の恋のはじめ方」のエヴァ・メンデスと日本劇場未公開がもったいない充実キャスト。セックスレスや晩婚の問題を軸に、愛の再確認を描いたアラウンド30、40世代にぴったりの作品だ。
ベテラン舞台女優のレベッカと専業主夫のトムは、一見幸せそうな円満夫婦。だが実際はセックスに問題を抱え、カウンセリングに通っていた。トムはセックスレス生活に不満を抱いて悶々とし、レベッカは結婚そのものが失敗ではなかったかと思い悩む。一方、レベッカの弟トビーもまた、8年越しの恋人エレインとの仲に問題を抱えていた。いいかげん結婚したいエレインと、踏ん切りのつかないトビーの気持ちがズレ始めていたのだ。
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