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「ランド・オブ・ウーマン 優しい雨の降る街で」をお勧めします。

メグ・ライアンが、ママ役なんて・・・・。

画像:LandofWomen78.jpg説明
仕事も恋愛もうまくいかず、祖母の面倒を見る口実でロスから郊外の町へと逃げてきた脚本家の青年。その町で、彼は心に傷を持つ母子と知り合うが・・・。
ドラマ「The OC」でブレイクした若手俳優アダム・ブロディが主人公を演じるほか、母娘役に大物メグ・ライアンと、その娘役に「トワイライト〜初恋〜」のクリステン・スチュワート、主人公の祖母役には大女優オリンピア・デュカキスと豪華な顔ぶれが揃ったハートウォーミング・ドラマでした。「白いドレスの女」の監督や「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」などの脚本家の、ローレンス・キャスダン監督の息子ジョナサンが、父の製作総指揮で監督デビューを飾った作品としても話題になりました。


若手脚本家の青年カーター(アダム・ブロディ)は、仕事が思うようにいかず、女優の恋人にも別れを告げられ、人生に絶望を感じていた。彼は一人暮らしの祖母フィリス(オリンピア・デュカキス)の面倒を見るという口実で、住み慣れたロサンゼルスから、逃げるようにミシガン州の小さな町へと引っ越してきた。漠然とした日々の中、彼は近くに住むハードウィック家の主婦サラ(メグ・ライアン)と、その高校生の娘ルーシー(クリステン・スチュワート)と親しくなる。それぞれ苦悩を抱えた3人の仲は、やがて微妙な三角関係を取り始め……。



人生に行き詰まったまま祖母の暮らす町へやって来た青年が、ある母娘と触れ合う中で次第に癒され新たな自分を見出す姿をコミカルかつハートウォーミングに描いたドラマです、監督はローレンス・カスダンの息子でこれが初メガホンのジョナサン・カスダン。

仕事に躓き女優の恋人エレナ・アナヤ演じるソフィアにもフられた脚本家のアダム・ブロディ演じるカーター、祖母オリンピア・デュカキス演じるフィリスの面倒を看るためミシガン州へ越すことになりハードウィック家と知り合う。
主婦のメグ・ライアン演じるサラは乳ガンを患った上に夫マッケンジー・ヴェガ演じるペイジの浮気を知る、カーターはそんな彼女と打ち解け合いながら娘クリステン・スチュワート演じるルーシーとも互いに惹かれ合っていく、こうして微妙な三角関係の3人はそれぞれの抱える問題とも向き合い苦悩していくが・・・。

主演のTVシリーズ『The OC』のアダム・ブロディが何故か女性にモテるポルノの脚本家役というのも可笑しかったですが、今やすっかり大人気女優『トワイライト〜初恋〜』のクリステン・スチュワートが車を運転する役を演じる年頃になったというのも驚きでした、しかしメグ・ライアンがクリステン・スチュワートのママ役というのが一番ビックリしましたが相変わらず若くて美しかったので安心しました、しかしメグ・ライアンのママさん役は不思議でしたが偏屈お婆ちゃんフィリス役のオリンピア・デュカキスはお見事でした。

メグ・ライアン演じるサラとアダム・ブロディ演じるカーターの散歩のシーンは凄く自然で素敵でした、下の娘ペイジと接するメグ・ライアンも自然で良かったです、冴えないルーシーの彼氏の親友エリックも良かったですしかなりお父さんのローレンス・カスダンを意識している感じでした、良くある“自分探し”の物語ですがなかなか面白かったと思います。

失恋を癒すために訪れた地で乳ガンを患って夫ネイサンに浮気された人妻のサラと恋に落ちたカーター、サラに言われてフられたカーターを励ますために下の娘ペイジやルーシーとデートしその後ルーシーとも惹かれあうカーター、そんな時助けを求めてソフィアから電話があるというややこしい展開になりますがなさそうでありそうな展開が繰り広げられていきます。

最近メグ・ライアンてこういったただ可愛いだけの女性ではなく役を選んでやっているようですね、この映画でも乳ガンを患ったけれど娘たちを守ろうとする強い女性を頑張って演じていたと思います、結構良くある“自分探し”というか“挫折と成長の物語”でしたがそれなりにシッカリしていて面白かったです。

ラストに出てくるウェイトレスのジニファー・グッドウィン演じるジェニーも魅力的な女性でしたし、明るい未来の印象的な映画でした、メグ・ライアンの頑張りも強く印象に残った映画でした、お勧めします。