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「ブラックサイト」をお勧めします。

ダイアン・レイン、幾つになってもイイ女です。

画像:blacksiteUntraceable.jpg説明
殺人の様子をネット中継する闇サイトを巡り、凶行を止めようと奔走するFBI捜査官の活躍を描くサスペンス・ホラーでした。
単に殺人を映し出すだけでなく、アクセス数と連動して人質が死へと近づいて行くというアイデアが秀逸で、興味本位でアクセスしたネットユーザー自身も、殺人に荷担することになってしまうのです。
インターネットが当たり前になった現代ならではの、新機軸ホラーといえるデキで「最後の初恋」のダイアン・レインが主人公のFBI捜査官を好演していました。共演はトム・ハンクスの実子コリン・ハンクスに、ビリー・バークにジョセフ・クロスなど、監督は「オーロラの彼方へ」のグレゴリー・ホブリット。


 ネット犯罪を追うFBI捜査官ジェニファー(ダイアン・レイン)は“killwithme.com”という闇サイトの調査を担当することになった。そこは、アクセス数の上昇に応じて標的を死に至らしめるという公開処刑サイトだった。最初は猫、そして次には人間が標的となった。カメラの前に縛り付けられた男には、アクセス数と連動して薬物の投与量が増加する殺人装置がつけられていたのだ。ジェニファーと仲間のグリフィン(コリン・ハンクス)やボックス(ビリー・バーク)たちは必死にサイトの発信場所を突き止めようとするのだが……。




現代のネット社会を脅かす緊迫のサイコ・サスペンスです、アクセスカウントの上昇によってその対象となった人間を死に至らしめる公開殺人サイトを操る謎の犯人と、女性FBI捜査官の息詰まる追跡劇をスリリングに描きました。監督は「真実の行方」「オーロラの彼方へ」のグレゴリー・ホブリット、主演は「運命の女」の美しいダイアン・レインでした。

警官だった夫ニック亡き後母メアリー・ベス・ハート演じるステラと幼い愛娘パーラ・ヘイニー=ジャーディン演じるアニーと暮らす、FBI特別捜査官ダイアン・レイン演じるジェニファーはサイバー犯罪専門の刑事でインターネット上の犯罪を取り締まっていたが、ある日“killwithme.com”という不審なサイトで身動きのとれない動物が衰弱死していくさまをライブ中継した資料を受け取る。
今度は縛り付けられ薬物を投与されている男が映し出されてアクセス数が増えるごとに薬物の投与量も増やされる、そしてジェニファーらの捜査も虚しく男はアクセス増加によって命を落としてしまう、なおも犯行が続く一方で捜査が行き詰まる中ジェニファーは驚愕の映像を目の当たりにする・・・。

スッカリ脂の乗り切ったイイ女のダイアン・レインが主演のサイバー犯罪を扱ったサスペンス・ホラー映画でした、サイトにアクセスするとアクセス数に応じてネットでライブ中継されている殺人の現場の“抗凝固薬”が増やされたり“加熱ランプ”の量が増えたりして、アクセスが増えれば増えるほど殺人の時間が早まり“スナッフ・フィルム”のようにサイト上で実際の殺人事件が起こります、ビリー・バーク演じるボックス刑事たちとジェニファーやコリン・ハンクス演じるグリフィンたちは協力して捜査を続けるんですが、パソコン・音痴の僕には用語とかサッパリ解りませんでしたが犯人もパソコンの知識に物凄く詳しくてなかなか見つけられません。

ダイアン・レイン演じるジェニファー刑事の家のパソコンの壁紙がママと一人娘のアニーとジェニファーの写真なんだけど、そのダイアン・レインが物凄く綺麗で美しかったです、トム・ハンクスの息子のコリン・ハンクスがジェニファーの相棒グリフィン役で頑張っていました、少しお父さんよりは華は弱まったけど演技力は受け継ぎましたね。

犯人のジョセフ・クロス演じるオーウェンはかなり早い時点で登場するんですがなかなか犯行の動機が見えてこないウチに、ミステリー映画・ホラー映画には欠かせない“身内の人間が餌食になる”というストーリー展開へと進んで行き、&“餌食”になってしまった仲間から犯人に繋がる情報を得て公開捜査に踏み切りますが敵も反撃に出ます。

色んな人が指摘してましたが確かにダイアン・レインは現役バリバリでアクティブな刑事役だったのでほぼノーメイク、だから“オバサンになったダイアン・レインは見ていてツラい”なんて言われてましたがそんなことありません、最近の誰でも簡単に世界と繋がれるご時世を上手に盛り込み“ネット社会”の暗部に切り込んだ作品でした、ラストも考えさせられて楽しかったホラー映画作品でした、お勧めします。