 | 僕は別に好んで聴いたりはしませんがラップやヒップホップは知っていました、勿論エミネムも。白人のくせにみょうにヒップホップが上手かったり、端正な顔立ちをしていたり(ラップをする人が不細工だといっている訳ではないですが)。 オスカーの歌曲賞をとった主題歌も大ヒットし、ラップ界のキングとなったキングとなったエミネムの、自伝的この青春映画もヒットしました。 1995年のデチロイト中流階級の白人達が暮らす町と「8マイル・ロード」で分断された、黒人たちが多く住む貧民街に暮らすジミー・ラビット(エミネム)。 ラップの才能に秀でた彼だが、クラブでの親友が司会をするラップバトルでなかなか実力を発揮できず苦悩していた。 そんなときに突如現れたアレックス(「17歳のカルテ」や「サウンド・オブ・サイレンス」「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」のブリタニー・マーフィ)と恋に落ちて、ジミーはともに「8マイル」を越える事を夢見るが・・・。 エミネムがカッコイイことは知っていたけど、この映画では本当にカッコ良く見えました、演技もなかなか上手でビックリしました。 アメリカの黒人ラップ界の現在も見ることが出来て、結構楽しいです、映画も良く出来ていると思います。エミネムはこの映画の演技のお陰で俳優としてのオファーも多いとの事、音楽だけでも充分なのでしょうが。 因みに母親役のオスカー女優・キム・ベイシンガーといい仲になり、同棲寸前までいったらしいですが、同じく共演のブリタニー・マーフィにのりかえたそうです。キム・ベイシンガーとは親子ほど(19歳)違いますからね、なかなか見ごたえのある青春映画に仕上がっています、お勧めします。 |