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「マイティ・ハート/愛と絆 」をお勧めします。

アン・J、やっぱり素敵です!!

画像:MightyHeartPhL.jpg説明
事件当時妊娠5か月という身重の体で夫の誘拐を知らされ、彼の無事生還を最後まで必死で祈願しながら毅然と振る舞い続けた被害者の妻、ジャーナリストのマリアンヌ・パール。彼女が事件後に発表した真実の手記に深い感銘を受けた人気女優、アンジェリーナ・ジョリーが役作りに打ち込み、入魂の演技を披露した作品でした。
ジョリーの夫である人気俳優ブラッド・ピットも共同製作者に名を連ね、作品の後押しに一役買ったとか、監督は「ウェルカム・トゥ・サラエボ」など社会派の力作も数多く手がけているマイケル・ウィンターボトム。


 夫婦揃って記者として活動するダニエル(ダン・ファターマン)とマリアンヌ(アンジェリーナ・ジョリー)。2001年9月11日、NYでの衝撃的テロ事件の後、緊迫感を増した世界情勢をフォローしようとアジア各地を取材して回る。そして2002年1月、パキスタン。ダニエルは帰国前の最後の仕事として宗教指導者との面会に向かうが、そのまま行方が分からなくなり、やがて彼がテロ組織に誘拐されたことが判明。マリアンヌは夫を無事救出すべく、警察当局の人々と共に八方手を尽くすが……。



“ウォールストリート・ジャーナル”の記者ダニエル・パール氏が中東取材中に誘拐・殺害された事件の真相を綴った、妻マリアンヌ・パールの手記『マイティ・ハート 新聞記者ダニエル・パールの勇気ある生と死』を、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化した社会派ドラマです。
ダン・ファターマンにウィル・パットン共演です、監督は「イン・ディス・ワールド」「グアンタナモ、僕達が見た真実」のマイケル・ウィンターボトム。

共にジャーナリストで深い絆で結ばれた夫婦ダン・ファターマン演じるダニエル・パールとアンジェリーナ・ジョリー演じるマリアンヌ・パール、9.11テロの後2人はアジア各地を取材して回り2002年1月に2人はパキスタンのカラチへ。
ダニエルは妊娠5ヵ月になるマリアンヌを置いて最後の取材へ行きますが行方不明となり、地元警察を中心にダニエルの捜索が始まりますがそれは誰もが恐れていた誘拐事件へと発展してしまう・・・。

最近社会派サスペンスに出演することが多くなったアン・Jの主演作品で、実際の事件を映画化したもので主人を誘拐・殺人されたマリアンヌ・パールの手記を描いていました、僕らもアメリカ人もイラクやアフガニスタンやカシミールの実状を知らない人間にはイイ機会だと思いました。

身重の最愛の妻を残しジャーナリストの夫ダニエルはジラニ師の取材をしに行きますが、ジラニ師を語るテロリストたちに騙されて人質となってしまいますがテロリストは至る所に潜んでいますからね、隣国同士でもインドとパキスタンの仲は相変わらず悪いし実際に中東地域にはこんな危ない地域が多いのでしょうね。

アメリカ領事館の保安担当のウィル・パットン演じるランダル・ベネットに地元の軍の情報部CIDのキャプテン、市民警察協議会会長のカリーム・ヤスフやウォールストリート・ジャーナルらの協力を得て捜索は続けられます、しかしイスラム過激派たちは外国人ならばジャーナリストだろうが一般人だろうが関係なくテロの標的に選びます、この映画は基本的には外国人の視点で描かれていますが中東からの視点もキチンと描いているように感じました。

ダニーを亡くしたとわかって泣き崩れるアン・Jの演技が素晴らしかったのと、ダニエルがアン・Jの大きなお腹を大事そうにさすりながら、『まだ生まれてもいない命をこんなにも愛せるなんて』と生前に言うシーンが印象に残りました。

いい映画だと思います、中東地域やアメリカや世界全土のおかれている立場が理解出来るような映画でした、お勧めします。