 | 自分の前世が切り裂きジャックの恋人アグネスだと信じる、美貌のサイコパス(精神病質者)の狂った愛を描いたサイコ・スリラーです。 出演は主演作がなかなか日本で公開されない元エイス・ワンダーのヴォーカルのパッツィ・ケンジット、共演にパトリック・マルドゥーンやエイミー・ロケインなど。
ロードアイランド州プロヴィデンス。その州立精神病院に連続殺人犯モーリーン(パッツィ・ケンジット)が入院していた。彼女の担当医トレイ(パトリック・マルドゥーン)は、1週間の家族旅行のため、 リチャードに引継ぎを行う。そのことを知ったモーリーンは、を誘惑し、誘いにのったリチャードを殺害。警備員に変装しまんまと脱獄に成功する。脱獄したことを院長からの連絡で知ったトレイは急きょ、病院に戻る。その頃、Treyと入れ替わりに、モーリーンは近所の者を装って、 トレイの家族のいるビーチハウスに入り込んでいた・・・。
自分の前世が切り裂きジャックの恋人アグネスだと信じる美貌のサイコパス(精神病質者)の狂った愛を描いたサイコ・スリラーでした、主演は『リーサル・ウェポン2』のパッツィ・ケンジットでパトリック・マルドゥーンやエイミー・ロケイン。
前世が切り裂きジャックの恋人アグネスと信じるサイコパスのパッツィ・ケンジット演じるモーリーンは、精神科医のパトリック・キャンベル演じるトレイを切り裂きジャックの生まれ代わりと信じています。 トレイが休暇の時モーリーンは看護婦や警備員を殺害して逃走、その時に死体から臓器を取り出してこの臓器を捧げることでジャックとの愛が蘇ると思います。 家族と島で休暇を過ごすトレイは連絡を受け急遽病院へ、モーリーンは車の事故で焼死を偽装しトレイの家族のいる島に向かい、エイミー・ロケイン演じるトレイの妻カーリーや娘のテレサを殺そうとしますが・・・。
これなんでパッケージの写真がタヌキみたいな動物の毛皮を被った男なのかと思ったら、ハンニバル・レクターみたいな拘束衣の猿轡を付けたパッツィ・ケンジットなんですね、なんかパッケージでもの凄く損しているような気がしてしまいます、この映画は2002年の映画でパッツィ・ケンジットはもう40ぐらいなんですが相変わらず素敵でしたね。
自分を『切り裂きジャック』の恋人アグネスの生まれ変わりだと信じるパッツィ・ケンジット演じるモーリーンが、パトリック・キャンベル演じるトレイを切り裂きジャックの生まれ変わりだと信じる、妄想癖のある多重人格精神障害者を結構上手に演じていましたがパッツィ・ケンジットは『リーサル』以来、イイ役や面白い映画に出てもあまり取り上げられませんが段々エイス・ワンダーのアイドル・バンドのヴォーカルからイイ女優さんになりましたね。
あまり間延びした印象もありませんでしたが触れ込み程過激なスプラッター・シーンもありませんでした、しかし丁寧につくってあってメジャーな女優さんはパッツィ・ケンジットぐらいでこの映画のクオリティは良かったです、島での家族の設定もB級ホラーにありがちなモノでしたがそれなりにしっかりしていました。
この映画もA級とまでは行きませんでしたが超B級のホラー映画になっていましたよ、ホラー映画のお約束とも言えるラストも良かったですし凄くオーソドックスなスタイルでしたが面白かったです、皆さんにもパッツィ・ケンジットの映画を好きになってくれると嬉しいです、お勧めします。
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