今回は銀色に輝く謎の人型生命体、シルバーサーファーを巡る冒険が展開します。同じマーヴル・コミックスの超能力者チームながら、アウトロー的なＸ−ＭＥＮとは逆に“ＦＦ”の４人のヨアン・グリフィズにジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンスにマイケル・チクリスは全米の注目の的。本作でも、マスコミに悩まされる彼らのセレブ生活がユーモラスに描かれていました。
一方ヒューマン・トーチとサーファーの空中チェイスに、ロンドン大観覧車の救出劇などアクション場面は前作以上の大迫力です。
宇宙から謎のエネルギー体が地球に飛来し、各地に怪現象を引き起こしていた。そんな中、リード(ヨアン・グリフィズ)とスーザン(ジェシカ・アルバ)の結婚式が行われるが、誓いの言葉が交わされる瞬間、そのエネルギー体……サーフボードのような板に乗った銀色に輝く人型生命体＝シルバーサーファー(ダグ・ジョーンズ)が出現、式はめちゃくちゃになってしまう。ファンタスティック・フォーは政府の要請で調査に乗り出すが、特務チームにはもう1人、宿敵ビクター(ジュリアン・マクマホン)までもが加わっていた・・・。
宇宙の放射線を浴びたことから特殊な能力を身につけたヒーロー４人組の活躍を描く、人気アメコミ原作のシリーズ第２弾となるＳＦアクションです、今回は未知の生命体“シルバーサーファー”が登場してその謎の解明と地球の平和を守るべく再び４人が立ち上がります。
出演は引き続き「キング・アーサー」のヨアン・グリフィズに「シン・シティ」のジェシカ・アルバ、“シルバーサーファー”にはダグ・ジョーンズがあたっているんですが、声は○○○○○・○○ッ○○○ー○があたっていました。
ある時強大な謎のエネルギー体が彗星のような閃光となって地球に飛来し、世界中で怪現象が発生する中巷では“ファンタスティック・フォー”のヨアン・グリフィズ演じるリードと、ジェシカ・アルバ演じるスーが結婚するという話題で持ちきりに。
しかし挙式当日あの閃光がニューヨークに出現しその銀色の姿がボードを駆る人型の姿をしていることから、“シルバーサーファー”と名付けられリードたちは解明に奔走しますがシルバーサーファーが現われた星はいずれも８日以内に滅びていることが判明、この一件にはかつてファンタスティック・フォーに捕らえられたはずの宿敵ビクターまで関わってくるのですが・・・。
人気アメコミ・シリーズの第２弾で今回もジェニ・ロペから“世界最強のお尻”の称号を受け継いだジェシカ・アルバやヨアン・グリフィズ、クリス・エヴァンスにマイケル・チクリスにベンの恋人アリシアのケリー・ワシントンらが今回も『ファンタスティック・フォー』を演じていました、おまけにファンタスティック・フォーの一員で宿敵でもあったジュリアン・マクマホン演じるビクターも出てきました。
今回はリードとスーの結婚式と“シルバーサーファー”がメインとなってお話が進んでいきます、ファンタスティック・フォーが地球の平和より結婚式を大事にするのかよとか思ってしまいますが、そこは世界平和を重んじるファンタスティック・フォーですから心配は入りませんでしたね。
クリス・エヴァンス演じるジョニーがシルバーサーファーに触ったことで細胞がおかしくなり、触れたものに影響され易くなったり前作で死亡したと思われた憎き“ビクター”がグリーンランドで生きていて、ファンタスティック・フォーに軍経由で協力を求めてきたり・・・、何か裏があると思ったらやっぱりビクターの野郎はやってくれていました。
『シルバーサーファー』も○ー○○ス・○○○○バ○○が演じていると言われなければ分からなかったです、ラストは“シルバーサーファー”対スー対軍対ビクターみたいな様相になってきますが、上手に『ファンタスティック・フォー』の世界観を壊さない終わり方というか落とし方でしたね、あの様子じゃ続編もあってまたジュリアン・マクマホン演じるビクターも出てくるのは確実ですね。
想像していたよりも楽しかったです、前作をご覧の方もそうでない方も楽しめると思います、お勧めします。