 | 尾崎紀世彦さんのダイナミックな歌い方は、デビュー当時から注目されていたそうです、この『また逢う日まで』は尾崎紀世彦さんのセカンド・シングルで100万枚近く売れました。
作詞したのはあの阿久悠さんで作曲は筒美京平さん、この曲はもともと三洋電機のルームエアコン「健康」のCMソングの候補曲として作られたものだったそうです、筒美京平さんが作った曲にやなせたかしさんの歌詞を付けたものを槇みちるが歌ったのですが、スポンサー側の方針変更により最終段階でボツとなったとか。
その後この曲に阿久悠さんがが安保闘争で挫折した青年の孤独をテーマにした歌詞を付け、『ひとりの悲しみ』というタイトルでコーラスグループのズー・ニー・ヴーにより、1970年にリリースされたがヒットにはなりませんでした。
後日三度目のリメイクの話が持ち上がり、この曲を歌うことになった尾崎紀世彦さんのために阿久さんが新たに詞を書き換え、『また逢う日まで』としてリリースされましたがそれがメガ・ヒット!!
1971年に発売されてその年末の『第13回日本レコード大賞・大賞』と、『第2回日本歌謡大賞・大賞』を受賞しました、阿久悠さんにとっても初の『日本レコード大賞・大賞』の受賞となりました。
今は行きませんが若い頃にカラオケに行くと、よくサザンの『真夏の果実』や永チャンの『SOMEBODY'S NIGHT』と一緒に、僕の18番として歌っていました。
最近のサビを崩して歌う尾崎紀世彦さんのも好きですが、マジメに譜面どおりに歌う尾崎紀世彦さんバージョンが好きだったりもします、お勧めします。
http://www.youtube.com/watch?v=EHwRiQk6Mdw http://www.youtube.com/watch?v=IKV0pF3uoT0 尾崎紀世彦 − また逢う日まで (1977.8.3) |