 | 日本映画の最高傑作のうちの一本、『戦場のメリークリスマス』のメイン・テーマ曲です、素晴らしくて美しい映画でしたね。
この曲もアカデミー賞候補になったんですよね、この1983年5月28日公開のこの映画ですが、日本でもヒットしましたが海外での評価はもっと高いようですね。
出演は、ビートたけし、坂本龍一、デヴィッド・ボウイなどです。また音楽も坂本龍一が担当していて、この曲も勿論坂本龍一さんが作りました。
人気漫才師のたけし、人気テクノポップバンドYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の坂本龍一、そして英国の人気ロック歌手のボウイと、話題性十分の出演者でした。
カンヌ国際映画祭に出品され、グランプリ最有力と言われましたが、結局今村昌平監督の『楢山節考』に賞の女神は微笑みました。
賞レースには敗北しましたが映画は大絶賛を受けました、これを機にたけしは映画への出演を重ねてやがては本名の「北野武」で映画監督となり、「世界の北野」となりました。
この曲の作者でもあるキョージュ(坂本龍一)も映画音楽を数多く担当するようになり、自ら出演もした『ラスト・エンペラー』では日本人として初めてアカデミー賞のオリジナル作曲賞を受賞しました。
つまりこの映画は、映画監督の北野武の、そして映画音楽家の坂本龍一の原点とも言える作品になりました、彼等を起用した大島渚監督には“先見の明”があったのでしょうね、その勇気も素晴らしいです。
音楽「Merry Christmas Mr. Lawrence 」も素晴らしいですが、映画『戦場のメリークリスマス』も素晴らしいので是非ご覧になってみてください、お勧めします。
http://jp.youtube.com/watch?v=YwkuS9FlB7M |