 | 「ドラゴン・キングダム」のジェット・リーと、「トランスポーター」シリーズのジェーソン・ステイサム。タイプは違いますがアクション映画で主役を張れる2人が、正面から激突した話題作です。 整形手術で何度も顔を変え、決して正体を掴ませない伝説の殺し屋ローグと、彼に相棒を家族ごと殺されたFBI捜査官。相容れない2人の対決の行方は? スタイリッシュかつスリリングなアクション場面はもちろん、ローグの素性を巡るミステリーも見逃せないですかね。また、ヤクザの組長を演じる石橋凌とその手下役のケイン・コスギ、日本の人気俳優がリーと戦う場面も必見です。デヴォン青木も口パクで出演。
サンフランシスコ。FBI捜査官クロフォード(ジェーソン・ステイサム)は、悪名高い伝説の殺し屋ローグ(ジェット・リー)を追い詰めていたが、その後、相棒トム(テリー・チェン)とその家族を惨殺されてしまう。3年後、街ではチャイニーズ・マフィアと日系ヤクザの抗争が激化していた。そんな中、それまで姿をくらましていたローグが現われ、またしてもクロフォードを翻弄していく。やがて、再び対峙するクロフォードとローグ。こうしてついに、ローグの正体と真の目的、そして2人の運命が引き起こす驚愕の真実が明かされる…。
これって『ライオンズゲート』の作品だったんですね、映画を見て初めて知りました。 『HERO』のジェット・リーと『トランス・ポーター』シリーズのジェーソン・ステーサム、この2大スターの豪華共演によるサスペンス・アクションです。他にも石橋凌やデヴォン青木にルイス・ガスマン、ケイン・コスギに懐かしのジョン・ローンも出ていましたよ。監督はエミネムや50セントらのPVを手掛ける、鬼才フィリップ・G・アトウェルです。 FBI捜査官のジェーソン・ステイサム演じるジョンとトムは、捜査中の事件で内部のモノに裏切られますがジョンの相棒のトム一家が、伝説の殺し屋“ローグ”に殺されてしまいます。 3年後のサンフランシスコでまた日本人のヤクザ街でまた事件が起こり、“ローグ”の犯行を思わせる薬きょうが見つかりローグがまた動き出しました、日本人の石橋凌演じるショー・ヤナガワとジョン・ローン演じるチャイニーズ・マフィアのチョウ一族による、激しい抗争劇がはじまります。 オープニングから人物紹介などで日本語や漢字にカタカナが出てきたので、大分日本を意識してくれているなと思ったら、日本のヤクザとチャイニーズ・マフィアの抗争が話の根幹なのでそうだったのですね、しかし『ジェーソン・スタサム』はないだろうと思いました。 サンフランシスコの日本のヤクザ街が舞台になっているんですが、地元の刑事が『アメリカに来たら英語ぐらい覚えろ』と日本人の目撃者に吐き捨てようになじるんですが、ジェーソン・ステイサムが『ヤクザ街のデカなら日本語くらい覚えろ』と言って『バカならしょうがないか』と言うシーンがありました、ちょっと上手くは無かったですがハリウッド・スターが日本語を話したのには驚きました。 しかしデヴォン青木は日本人なのになんで口パクで話してんだよと思いました、アンタは英語も棒読みだし『シン・シティ』でも殆ど無かったですからね、石橋凌以外のヤクザの手下達も日本人役なのに殆ど口パク、ちょっとと言うかかなり残念な感じでした。 このまま終わったらつまらない映画だなと思ったら流石『ライオンズゲート』作品、予想外の展開を見せてくれてなかなか面白かったです、ジェット・リーは“リー・リン・チェイ”の『少林寺』の頃から無表情な人だと感じてましたが、本当は『ダニー・ザ・ドッグ』みたいにイイ人の役も上手いですね。ジェーソン・ステイサムもアクション・ヒーローをシュワちゃんやスタローン、ブルースのお株を奪うようなアクション・ヒーローになりましたね、更なる活躍を期待したいです、お勧めします。
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