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「ディフェンダー」をお勧めします。

『筋肉バカ』ドルフ・ラングレンの、初監督作品です。

画像:DEFENDER.jpg説明
「ロッキー4/炎の友情」でスターダムにのし上がった後、数多くのアクション映画を送り出し続けている『筋肉バカ』ドルフ・ラングレン。その彼が、主演に加えて満を持して初監督にも挑んだ注目作のようです。ラングレンは大統領しか命令を出せない最強ボディガード部隊の隊長に扮し、CGやVFXに頼らないリアル・アクションを披露しています。ホテル内や地下トンネルの狭い通路を効果的に使った銃撃戦など、初監督とは思えない??こだわりの場面が見ものだったかな。
共演には、大統領役に人気TVホストのジェリー・スプリンガー、「ドッグ・ソルジャー」のトーマス・ロックヤーに、シャカラ・リダードなど。


 合衆国大統領自身からの命令のみによって動く最強のボディーガードチーム“ディフェンダー”。その隊長・ランス(ドルフ・ラングレン)に下された新たな任務は、ルーマニアでの国際会議に向かう国防長官・ロバータの護衛というものだった。だが、ホテルに着いたのもつかの間、彼らは謎の武装集団から襲撃を受ける。激しい攻撃を凌ぎ、長官を守りながら地下トンネルで脱出を図るランスたち。やがて彼らの前に現われたのは、アメリカが血眼になって探し求めているはずの大物テロリストだった……。


合衆国大統領直属の最強ボディガード部隊“ディフェンダー”が、ルーマニアで国防長官護衛任務の最中に謎の武装集団に襲われます、『ロッキー4』や『ユニバーサル・ソルジャー』の筋肉バカのドルフ・ラングレンが、主演に初監督を手掛けたサスペンス・アクションでした。
どうもドルフ・ラングレンて『ロッキー4』や『ユニバーサル・ソルジャー』のイメージが強いせいか、正義のヒーローを演じていてもなんか“悪役”をやっているみたいに見えるんですよね、ここではイラクでの暗い過去を持つ大統領のボディガード部隊“ディフェンダー”を率いるランスを演じていました。
アメリカ安全保障補佐官ロバータをルーマニアで警護する任務を任されたランスら“ディフェンダー”は、秘密の相手に会いますがいきなりそのあるホテルで見知らぬ相手に襲われます、秘密の会談相手のボディガードのモーガンも分からないと言う相手は、アメリカ製の制服を着てアメリカ空軍のタトゥーを入れていました。やがてランスや“ディフェンダー”部隊のケイやスティーブンソンやクーパーたちは、ホテルの地下でロバータは見つけますが極秘会談の相手は、ランスが昔イラクで苦しめられたテロ指導者のジャマールでした・・・。
見ているこちらもどういうことなのか良く分からないので、グイグイと引っ張られるように見入ってしまいました、“筋肉バカ”のドルフ・ラングレンの初監督作品にしては、アクションでもう一つ物足りなさがありましたがそれなりに楽しめる作品になっていました。意外な者の裏切りなんかもあったりして、それなりに楽しめました。
内容も短い割にはアメリカのことをチクリと皮肉っていました、大統領が自分を失脚させようとしている仲間内の裏切り者を、あぶりだすための作戦からこうなったらしいのですが良く分かりませんでした。もう少し対テロ対策について分かりやすく皮肉ってくれていると良かったですが、筋肉バカのドルフ・ラングレン初監督作品としてはマイナーな割には頑張っていたと思います。
しかし筋肉バカにしてはアクションが銃撃戦だけというのは勿体無い、スタローンやシュワちゃんにヴァンダムみたいに意味も無く裸になるとかして、その肉体美を惜しげも無く披露しても良かった気がします、お勧めします。