 | これもキシェロフスキの「デカローグ」(全部で10部作からなる442分にもなる物語)に収録されている、第5話「ある殺人に関する物語(57分)」のロングバージョンです。 僕は観たつもりで、いましたがまだでした。 「藍に関する〜」の優しいタッチとは違い、ドキュメンタリーのようにひたすらリアルな物語です。 加害者の青年と被害者のタクシーの運転手、事件を手がける事になる新米弁護士の3人が主人公で、この3人が次第に結びついていくさまを見事にあらわしている。 その演出は徹底的にリアルで、残虐な殺人の場面から死刑執行のシーンまで、「おいおい本当に処刑していないか?」と言いたくなるほどリアルでした。 シンプルな主題とお話しですが、それが一層心に沁みました。是非ご覧になってください、お勧めします。 |