 | 悪天候で制御困難に陥った航空機にさらなるトラブルが大発生、乗員・乗客の運命は!? というだけなら最近のスカイ・アクションよくある設定ですが、なんとこの『デッド・フライト』で発生するトラブルとはゾンビの復活でした! 逃げ場のない機内でゾンビが瞬く間に増殖し、旅客機は文字通り空飛ぶ棺桶と化す・・・・。飛行機の中にゾンビが出現するという、ありそうでほとんど見かけないアイデアが功を奏して、航空パニックとしてもゾンビ映画としても楽しめるスーパーB級映画が誕生しました。ファン必見の掘り出し物的作品でしたね、グロテスク度は低いですがゾンビメイクも水準以上といえる出来でした。 メジャーな俳優さんはケヴィン・J・オコナーとリチャード・タイソンぐらいでしたが、後半への持って行き方や盛り上げ方はホントに面白かった!!
悪天候の中、様々な乗客を乗せてロスからパリへ向けて飛ぶボーイング747。その貨物室には防護服と銃で武装した護衛によって監視されている特別貨物があった。だが乱気流の衝撃で特別貨物のフタが開くと、中から現れたのはひとりの女性。だがその人物こそ、臓器を蘇らせる新種の細菌によっていわばゾンビと化した女性だった。襲われた者は次々とゾンビ化し、機内はパニックに包まれる。保安局員ポール(リチャード・タイソン)、刑事トルーマン(デヴィッド・チザム)、護送中の詐欺師フランク(ケビン・J・オコナー)、スチュワーデスのメーガン(クリステン・カー)をはじめとする生き延びた乗客乗員は、ゾンビとの壮絶な死闘を繰り広げていくのだが…。
これはテンポもストーリー展開も良くて、非常に前評判通り面白かったです! 乱気流に巻き込まれた旅客機の中で、極秘に運ばれていたゾンビが蘇生するという、これも『スネーク・フライト』と同じくらいあり得ない設定のゾンビ映画でした。 WOWOWの“空飛ぶ密室ホラー・シリーズ”の第2弾で、今度は『毒蛇』から『ゾンビ』に変わってのお話しでした。 ゾンビがゾンビを生み機内は修羅場と化しますが、このいっけんあり得ない設定のゾンビ映画はゾンビ・マニアからは高い支持を得ている作品だったので、僕も非常に楽しみにしていた映画でした。 旅客機の貨物室に死んだ臓器を復活させる実験のために、積み込まれたゾンビが乱気流の衝撃で解き放たれてしまい惨劇が始まるのですが、このストーリー展開にラスト飛行の機長や乗員に刑事と護送される犯人、そして研究所の博士や乗客達を巻き起こる一大騒動が見ものでした。 僕の嫌いなすばしっこくて機敏な動きのゾンビたちでしたが、笑いも随所に盛り込んであって見所満載でした、一番面白いと思ったのは傘を使った場面でした。 ケビン・J・オコナーが護送される囚人で活躍するフランクを、らしくない航空保安官のポールをリチャード・タイソンが好演していました。刑事トルーマンのデヴィッド・チザムに、スチュワーデスのクリステン・カー演じるメーガンもよかった!! お勧めします、テンポもいいしストーリー展開も良かったです、飛行機内のサバイバルも面白かったです、手をくわえて動きまわるゾンビも最高! ラストもありがちな最後でしたが面白かったです、走る俊敏なゾンビでしたがここではそれが活きました、大満足の作品でした、お勧めします。 |