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「ナイト・オブ・テラー」をお勧めします。

プチ・不倫主婦対変態男の闘いです。

画像:nott01.jpg説明
1990年代に8シーズンも続いた刑事ドラマ「絹の疑惑 シルク・ストーキング」の主演で人気を博したミッチ・キャプチャーが、ストーカーと化した不倫未遂相手から付きまとわれるヒロインを演じたサスペンスです。
ヒロインは父の死で生きる意欲を失い、そんな彼女に孤独を感じた夫は浮気に走り、両親の不仲から娘は反抗的な態度をとり・・・・と悪循環で崩壊の危機に陥った家族が、絆を取り戻すためにキャンプ旅行に出かけるのだが・・・・。一見紳士のサイコ男には「沈黙の脱獄」のニック・マンキューソ。監督は「ジャック・ザ・リッパー」のウィリアム・タネンです。


 夫ショーン(リック・ロバーツ)、娘オリヴィア(マーサ・マクアイザック)と暮らすジル(ミッチ・キャプチャー)は、愛する父を亡くして以来、悲しみから立ち直れずにいた。そんなある日、カード会社から覚えのない請求を受け取った彼女は、それが郊外にあるホテルの宿泊費であることを突き止める。だが彼女はもちろん、ショーンもその日は出張だったはず。カード犯罪を疑った彼女は直接ホテルに出向き、やがてショーンが出張と嘘をついてはそのホテルで浮気を重ねていた事実を知る。ショックを受けたジルは彼女を慰めるホテルの支配人、リチャード(ニック・マンキューソ)に心を許すが、あわや不倫関係に陥るところで我に返った。だがそれ以来、リチャードは何かとジルに付きまとい始めて……。


敬愛する父を亡くしたうえに夫に浮気されたヒロインが、ホテルの支配人と不倫関係に陥りそうになりますが・・・というお話でした。
旦那の不倫や娘の反抗期に悩むヒロインのジルでしたが、旦那ショーンの浮気現場のホテルの支配人と腹いせに浮気しようと考えるところから、このストーリーが始まります。
夫や娘オリヴィアと家族の絆を取り戻そうと、夫ショーンの発案で二人の思い出の地をキャンプするんですが、ハリウッド映画では若い頃にデートでキャンプする人って多いですよね。
見始めるとラストが気になってしまうような作品でしたが、ホテルの支配人のリチャード役のニック・マンキューソが、ちょっと老けたドン・ジョンソンに似ていて思わず笑い出しそうになりました、そのリチャードは“こんなホテルの支配人いるの?”っていうくらいしつこくて変態っぷりが良かったです。
ラストまでもっと強烈なストーカーとして描いて欲しかった気がしました、“お前仕事はいいのかよ”こっちが心配したくなるくらいサイコパスなヤツの方が、見ていて面白いと思います。
でもまぁニック・マンキューソの変態ブリはまぁまぁだったかな、短くてテンポも良い作品でした、お勧めします。