 | サンフランシスコのアパートに引っ越してきた青年は、部屋に女性のゴーストが現われることに気づく。実はそのゴーストは、事故で昏睡する元の住人だったのだ…。 マルク・レヴィの小説「夢でなければ」を、「フォーチュン・クッキー」のマーク・ウォーターズ監督で映画化したファンタジー・ラブコメディです。 ヒロインには「キューティ・ブロンド」「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」の人気女優リース・ウィザースプーン、青年役は「ゾディアック」「ハッピー・フライト」のマーク・ラファロ。主演ふたりが共に好演を見せ、本邦劇場未公開というのが悔やまれる出来となっています。
サンフランシスコの病院に勤務するエリザベス(リース・ウィザースプーン)は仕事一筋の女性医師。ある日彼女は、交通事故に遭ってしまう――。一方、妻に先立たれて傷心のデヴィッド(マーク・ラファロ)は、賃貸に出されていた家具付きのマンションを見つける。その部屋をすっかり気に入ったデヴィッドだったが、突然見知らぬ女性が現われる。彼女はその部屋の前の持ち主エリザベスだった。自分を追い出そうとするエリザベスに困惑するデヴィッドだったが、やがて彼女の姿がなぜか自分にしか見えないことに気づく…。
リース・ウィザースプーンと、カメレオン・マンのマーク・ラファロ主演のラブ・コメディです。 リース・ウィザースプーンが自分が死んだことに気がつかないヒロインを、マーク・ラファエロが暗い過去を引きずっているデヴィッドを好演していました。 リース・ウォザースプーン演じるエリザベスが、色々と自分のアパートだった部屋からマーク・ラファエロ演じるデヴィッドを追い出そうとして、バスケの試合を見ているのを『トゥモロー』を大声で歌いながら邪魔するのが笑えました。 デヴィッドは色々な霊媒師に彼女を追い出そうと頼みますが、『バス男』ジョン・ヘダーが演じる霊感ショップの男ダリルに、「こんなに強い霊感は初めてだ、それよりアンタはかなり深刻だよ、こんな”負のオーラ”は初めてだ。あんたの”生”を奪い命を縮めてる」と助言されます。 デヴィッドは実は奥さんを亡くしていて、それをデヴィッドはいまだに引きずっているのですが、デヴィッドはなかなか彼女を忘れようとしません。 リジーはデヴィッドにしか姿が見えないし、リジーも昔の事を思い出せないでい、二人は協力しあって懸命にリジーの過去を探します。 リジーがデヴィッドのぬくもりしか感じないのは、素敵なアイデアだと思いました、なかなかイイ考えだと思います。 実は昏睡状態が3ヶ月も続いていたリジーでしたが、延命措置が打ち切られるピンチになってしまいます、最後の手だとデヴィッドは意外な人に頼みますが…。 あとは皆さんでご覧になって楽しんでください、ラストのちょっとした仕掛けも素晴らしかったです、本当に劇場未公開作品なのが悔やまれる一本です、お勧めします。 何かとデヴィッドにせまるカトリーナが、『ラブ・アクチュアリー』のイワナ・ミルセヴィッチが出ています、恐るべし『ラブ・アクチュアリー』!! |