 | 最近は日米を問わずに、人気ゲームの映画化って増えましたね、これも大人気のパソコン・ゲームの映画化だそうです。 『ハウス・オブ・ザ・デッド』に続く人気ゲームの映画化に挑んだ、監督ウーヴェ・ボルの下に驚くほど豪華なキャストが集結して、数多あるヴァンパイア・ムービーに新たな一本が加わりました。 ヒロインには『ターミネーター3(僕はあんまり好きではありませんでした・・・・)』のクリスタナ・ローケン、『ターミネーター3』ではあまり可愛いとは思いませんでしたが、重量級のアクションと美形マシュー・デイヴィスとの情熱的な濡れ場も挑戦してくれていました。 また、名優サー・ベン・キングスレーが世界征服を目論む宿敵ケイガンを演じ、裸の美女をはべらせていかがわしさ全開のヴァンパイア役で、存在感抜群な巨漢ロッカーのミート・ローフも出ていました。他にマイケル・マドセンや”暴れん坊”ミシェル・ロドリゲス、怪優ウド・キアーに”ホントは二枚目”ビリー・ゼーン、”かっこ良かったトム・コーディも今は・・・・”のマイケル・パレなど腹に一物ありそうな面構えの面々の死闘も楽しみでした。
ヴァンパイアがはびこる18世紀のルーマニア。ヴァンパイア退治を使命とする「業火の会」のウラジミール(マイケル・マドセン)、セバスチャン(マシュー・デイヴィス)、キャタリン(ミシェル・ロドリゲス)の3人は、惨殺事件を起こして逃走したサーカスの見世物の女レイン(クリスタナ・ローケン)を追跡する。人間とヴァンパイアのハーフ〈ダムフィア〉として生まれたレインは、幼い頃に母親を殺したのが実の父親にして最強のヴァンパイアのケイガンだと知り復讐を決意する。一方、ケイガン(ベン・キングスレー)も娘を亡き者にしようと画策していた。
雰囲気も悪くないし『T3』のクリスタナ・ローケンよりも、ずっと魅力的な”ハーフ・ヴァンパイア”を演じていたクリスタナ・ローケンは良かったです、凄く可愛らしくて強そうな雰囲気は出ていました。 しかし肝心のストーリー展開というものはちょっと加減だったかな、”ハーフ・ヴァンパイア”という設定なのだから、クリスタナ・ローケンをもっと前面に出しても良かったと思いました。 あの”ラジー賞”に沢山ノミネートされていましたが、そんなに酷い作品だとは思いませんでした、言われているほど悪い作品には思えませんでしたが、もっと面白くなったろうにとも思います、もったいないし残念な気がします。 クリスタナ・ローケンとマシュー・デイヴィスのラブ・シーンも、2人の結びつきが強く感じさせてくれるようなエピソードもなくね、それだけの時間も無いのでこちらも納得が行かないまま、物語が進められていく感じがしてしまいます。 「業火の会」の描き方もちょっと弱いので、マイケル・マドセンやビリー・ゼーンやウド・キアーといった、いい人達を使っているのに凄さと言うか威圧感が感じられませんでした、感情移入できるだけの時間もサイド・ストーリーもありませんでした。 ”暴れん坊”ミシェル・ロドリゲスだけは期待していた通りの役で、彼女らしさを出してくれていました、彼女が主演のホラーかラブ・ストーリーも見たいですが、やはりこういう”暴れん坊”ミシェル・ロドリゲスが一番かなとも思いました。 結構面白かったです、酷評されているほど酷い作品には思えませんでした、お勧めします、クリスタナ・ローケンカッコ良かったです。 |