以前「アカデミー賞やそれにノミネートされるような映画は観るな」と言った映画評論家がいると紹介しましたが、やっぱりそんな事を言う奴はバカだと思いました。
僕はこの映画を観る前は、数学者のノーベル章受賞までのドキュメンタリー的な作品だと思っていましたが、観てみると立派なラヴストーリーでした。
ジェニファー・コネリー（僕と同い年なんですよね）が見事に夫・ラッセル・クロウ（オスカーを受賞したグラディエーターの演技よりも素晴らしく思いました）を支えて、オスカーに相応しい演技を披露してくれました、もうただの可愛い娘チャンではありませんね。
主演のラッセル・クロウも、病魔と闘いノーベル尚を獲得するまでになった数学者、「ジョン・ナッシュ（実在する人物です）」を、これまた見事に演じていました。
そして監督のロン・ハワード、アポロ１３やコクーン、ウィローをつくった人ですが、見事な作品に仕上げたと思います。
どんな人かみたければ、ルーカスの「アメリカン・グラフティ」に出ています、髪が薄くなった以外は変わっていません。
第７４回アカデミー作品賞に輝いた「ビューティフル・マインド」、是非ご覧になって下さい。