 | 永いレビューが続いてしまったので、サクサクっと簡単にイキたいと思います。 「アメリカン・ビューティー」や「ユージュアル・サスペクサツ」のケビン・スペイシーと、「タイタニック」や「アイリス」のケイト・ウィンスレット、「ラブ・アクチュアリー」や「トゥルーマン・ショウ」のローラ・リニーが競演した、社会派のサスペンスドラマです。監督は「ダウンタウン物語や「」」や「エンゼル・ハート」の鬼才・アラン・パーカーです。 アメリカ、テキサス州。 大学の哲学科で教鞭を執る人気教授デビッド・ゲイル(ケヴィン・スペイシー)は、妻と息子を愛する良き父親であり、死刑制度反対運動に熱心に取り組む活動家でもあった。 その彼が、今は活動団体の同僚女性をレイプしたうえ殺害した罪で死刑が確定し刑務所の中にいる。 デビッドは死刑執行直前になり、突然人気誌の女性記者ビッツィー(ケイト・ウィンスレット)を指名し、多額の報酬と引き替えに残りの3日間での独占インタビューを許可した。 デビッド・ゲイルの有罪を疑っていないビッツィーは、彼の話を聞くうちいつしか冤罪を確信するようになるのだが...。
死刑制度について考えさせられる作品でした、でもきっと監督の狙いや皆さんの感想はあのエンディング・シーンに集中するのかな?僕はある程度進んだ時になんとなく分かりました、しかしスペイシーもウィンスレットも演技が上手い!ケイトは「アイリス」のところでも褒めたけど、「タイタニック」でのローズの恋愛映画女優のイメージを払拭しましたね、素晴らしい演技派女優さんになりました。ピーター・ジャクソンの「乙女の祈り」の頃から、演技力には定評がありましたが。 ローラ・リニーもいいですね、ここでは献身的な死刑反対論者を演じています、「デーブ」や「コンゴ」の頃はこんなに上手い女優さんになるとは思いませんでした。 あのアラン・パーカーとケビン・スペイシーが組んだので、このラストには思わずニヤリとしてしまいましたが、この作品は死刑制度の虚しさを伝えたいのかラストのシーンを見せたかったのか分からなくなりました。 でも観てみるとビックリするくらい良く出来た映画だと思います、是非ご覧になってみてください、お勧めいたします。
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