説明 |
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「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が共同プロデュースし、完成当時まだ29歳だった新鋭ニール・ブロンカンプ監督(長編の監督は本作が初めて)を支援。エイリアンと人類が共存する世界をドキュメンタリー風に描く前半から、後半、予測できない展開に発展していくのが圧巻で、共同脚本もつとめたブロンカンプは出身国・南アフリカのかつてのアパルトヘイト(人種隔離政策)をリアルな背景として盛り込みつつ、ダイナミックでありながらディテールにもこだわった演出で、本作を高いテンションで描き切るのに見事成功した! ヨハネスブルグの上空に正体不明の巨大宇宙船が現われ、南アフリカ政府が中に乗っていたエイリアンたちを難民として受け入れてから20数年後。地上にはエイリアンが住む《第9地区》が作られたが、今やスラム化して荒廃していた。そこで超国家機関《MNU》はエイリアンたちを新たな難民キャンプに強制移住させることを決めるが、《MNU》の責任者に抜擢されたヴィカス(シャールト・コプリー)は、《第9地区》で謎の液体を浴びてから身体に異変が……!? |