説明 |
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映画マニアのタランティーノはB級イタリア映画「地獄のバスターズ」のリメイクを思い立ったが構想は膨らみ、エルンスト・ルビッチ監督の「生きるべきか死ぬべきか」をはじめ、「戦略大作戦」「暁の7人」や1975年の「追想」など、多数の戦争映画から影響を受けつつ、結果的には斬新で痛快な戦争映画が誕生。登場人物たちが状況に応じて多様な言語を使い分けるなど、米映画では珍しい試みも効果的。ブラッド・ピットも出演していてタランティーノ作品史上最も興行的に成功し、悪役のナチス将校を好演したクリストフ・ヴァルツはアカデミー賞など多数の映画賞で助演男優賞を独占。マイク・マイヤーズやジュリー・ドレフュス、ロッド・テイラーにマルティン・ヴトケ 第二次大戦中、ナチス占領下のフランス。連合軍は荒っぽいレイン(ブラッド・ピット)を隊長とする、ユダヤ系米国人からなる極秘部隊《イングロリアス・バスターズ》を最前線に送り、部隊はナチスを血祭りに上げていく。一方パリに住む女性の映画館主ショシャナ(メラニー・ロラン)は、かつてナチス将校ランダ(クリストフ・ヴァルツ)に家族を皆殺しにされたユダヤ人だが、ヒトラーが自分の映画館に試写会のために来ると知り、復讐の機会と確信。レインらもそこでナチスに大打撃を与えようとする。 |