説明 |
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英国BBC製作の佳作TVドラマ・シリーズ「ステート・オブ・プレイ〜陰謀の構図〜」を、米国で一流のラッセル・クロウやベン・アフレックにヘレン・ミレンやレイチェル・マクアダムスといったキャスト&スタッフを迎えて映画化。一見、関係がない2つの事件が国家的陰謀につながっていくという大まかな展開は変わらないが、ハリウッド映画らしくエンターテインメント性やスケールを高め、TV版を見ていなくても楽しめる。娯楽色豊かな内容ながらインターネット時代の報道の在り方を問う姿勢には見る者を考えさせ、骨太の社会派サスペンスに仕上がっている。監督は「ラストキング・オブ・スコットランド」のケヴィン・マクドナルド。 ワシントンD.C.。麻薬中毒のアフリカ系少年が何者かに殺されたのと同じ頃、下院議員コリンズ(ベン・アフレック)のもとで働く女性職員が不可解な死を遂げ、コリンズと女性職員の不倫疑惑が浮上。大学時代からの友人である新聞記者マカフリー(ラッセル・クロウ)はコリンズを自宅に匿うが、コリンズは女性職員の死が他殺である可能性を示唆。やがてマカフリーはアフリカ系少年が殺された事件と女性職員の死との接点に気づくが、そのために自身を危険にさらすことに……!? |