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「ヤッターマン 」をお勧めします。

「ヤッターマン 」をお勧めします。

説明
邦画界の鬼才、三池崇史監督が人気テレビアニメーション「ヤッターマン」を実写化した型破りな娯楽大作。奇跡の石をめぐり、ヤッターマンとドロンボー一味が繰り広げる攻防を独自の世界観で描く。正義のヒーローにふんするのは『黄色い涙』の櫻井翔。その相手役に『櫻の園 -さくらのその-』の福田沙紀、ドロンジョ役に『下妻物語』の深田恭子とフレッシュな面々が顔をそろえる。オリジナル版をさらにパワーアップさせた、迫力の戦闘シーンや変身シーンなども見逃せない。ケンドーコバヤシ生瀬勝久阿部サダヲ


 ガンちゃん(櫻井翔)は父の遺志を継ぎ、犬型の巨大ロボット“ヤッターワン”を完成させた。そしてアイちゃん(福田沙紀)と力を合わせ、愛と正義の味方ヤッターマン1号・2号としてドロンジョ(深田恭子)率いるドロンボー一味と戦うことに。ある日、一味が探しているのは何でも願いがかなう伝説のドクロストーンだと判明し……。



“タイムボカン”シリーズの第2弾として人気を博した往年のTVアニメを、多作の奇才・三池崇史監督が実写映画化したアクション・エンターテインメントでした、ヤッターワンなどのおなじみメカも忠実に再現しヤッターマンとドロンボー一味が繰り広げる攻防を壮大なスケールで描いていました。

高田玩具店のひとり息子櫻井翔演じるガンちゃんは父の発案した犬型の巨大ロボット、ヤッターワンを完成させてガールフレンドの福田沙紀演じる愛ちゃんと共に愛と正義のヒーローの、ヤッターマン1号・2号に変身し4つ全部集めると願いが叶うという伝説のドクロストーン集めに。
深田恭子演じるドロンジョ・生瀬勝久演じるボヤッキー・ケンドーコバヤシ演じるトンズラーのドロンボー一味と、争奪戦をしていたがガンちゃんは考古学者の阿部サダヲ演じる海江田博士の娘・翔子の依頼で博士の捜索を手伝うことに。
博士はドクロストーンの1つを手に入れると翔子に預け2つ目を探す旅に出たまま消息が途絶えていた、ドロンボー一味も博士の痕跡を辿っていると知ったガンちゃんと愛ちゃんは早速ヤッターマンに変身、ヤッターワンに乗って捜索に急行するのだが・・・。

往年の竜の子プロの名作“タイムボカン・シリーズ”の傑作『ヤッターマン』を大人になって見られるとは思いませんでした、しかもあの超二次元的な世界観を持つ名作を超鬼才の三池崇監督がCGやVFXをふんだんに使い、今人気絶頂の嵐の櫻井翔君に福田沙紀チャンに深田恭子チャンを迎えてボヤッキーやトンズラーなども活躍させて、アニメの時よりもお色気とアクションの要素をアップして見事に映画化・実写化していました。

僕らが子供のころに流行ったアニメを今になってしかも実写版の映画化なんてと心配しましたが、あの三池崇監督ならもしかしたら楽しい作品にしてくれるなもしれないと逆に期待していました、案の定お色気あり涙あり笑いありで遊び心いっぱいの立派なエンターテイメント作品に仕上がっていました、特に原作のドロンジョよりも魅力的にドロンジョを演じてみせたフカキョンは新境地を開拓したと思わせる活躍ぶりでした。

ボヤッキーの生瀬勝久さんにトンズラー役のケンコバも原作にほぼ忠実にやっていてくれて、“無謀”とも言えるほどのCGやVFXを駆使してド派手なアクション・シーンを交え、オリジナルのアニメーションの頃からのファンにも新しいファンにも楽しめる作品になっていたと思います。

しかし櫻井翔君に福田沙紀チャンがヤッターマンの1号2号でしたが、この映画の影の主役とも言える“お色気満載のドロンジョ”を演じた深田恭子チャンが思ったよりも良かったです、セリフや仕草なども所々アレンジしてありましたがオリジナル・アニメに忠実で、本当に良く出来ていてオリジナル・アニメの良さを引き出しつつ新しい魅力も引き出していました。

また昔のアニメーションの声優さんが顔を出してくれていたり、阿部サダヲも何時もよりもテンション低めの演技かなと思いましたがラストは笑えました、ヤッターワンやヤッターキングにオモッチャマなどファンには垂涎ものでした、お勧めします。