 | 妹の結婚式に出席するため帰郷した女性作家だが、やがて家族との不仲や妹の結婚相手への不満などが噴出し、式を間近に皆は険悪な雰囲気に・・・。「オーストラリア」のニコール・キッドマンと「マシニスト」のジェニファー・ジェイソン・リーがヒロイン姉妹を演じた家族ドラマです。 わだかまりをぶつけ合い、再生へと向かう家族と周囲の人々との姿が、屈折しながらも温かい目で綴られていました。「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」のジャック・ブラック、「シークレット ウインドウ」のジョン・タートゥーロら実力派との共演も見ものてだす、監督は「イカとクジラ」のノア・バームバック。
作家マーゴット(ニコール・キッドマン)は、妹ポーリン(ジェニファー・ジェイソン・リー)の結婚式に出席するため、息子と共に久しぶりとなる帰郷を果たす。多少のぎこちなさが残るものの、とりあえず再会を喜び合うマーゴットと家族たち。だが、マーゴットは妹の結婚相手マルコム(ジャック・ブラック)がほとんど無職同然の画家だと知り、結婚への不安を抱き始める。一方ポーリンもそんな姉の態度を察し、姉妹の間には不穏な空気が漂い出す。やがて2人の対立に影響されるように、次々と騒動が巻き起こり……。
結婚する妹を祝うため実家へ帰省した女性作家がかねてより燻る姉妹の確執や、周囲の人々と様々な騒動を繰り広げていくさまをコミカルに描いたファミリー・ドラマです、監督は『イカとクジラ』のノア・バームバックでした。
作家のニコール・キッドマン演じるマーゴットは妹ジェニファー・ジェイソン・リー演じるポーリンの結婚式に出席するため、思春期の息子ゼイン・パイス演じるクロードを連れて久々に実家を訪れる。 疎遠でぎこちないながらも再会を喜ぶ姉妹だがポーリンの婚約者ジャック・ブラック演じるマルコムが無職の画家と知ったマーゴットは、この結婚への不安を露わにし始めるがこうした彼女の傲慢でワガママな人柄は息子や夫に隣人との問題を浮き彫りにし、次々と思わぬトラブルを巻き起こしてしまうこととなるのですが・・・。
“演技は上手くて綺麗だけど、出演作にあまり恵まれない女優”ニコール・キッドマンと、“最近やっと出演作に恵まれてきた”ジェニファー・ジェイソン・リーが姉妹に扮したファミリー・ドラマでした、マルコム役にジャック・ブラックでジム役にジョン・タトゥーロなど豪華キャストの家族ドラマでしたね、コメディ映画と言われていたのでもっと笑えるかと思いましたが『イカとクジラ』のような感じで、『イカとクジラ』よりもシリアス・タッチのコメディでしたが“クスクス”笑える作品でした。
妹ジェニファー・ジェイソン・リー演じるポーリンの結婚を巡り疎遠だった姉ニコール・キッドマン演じるマーゴットと家族、そして周囲の人々が胸に秘めていた確執が浮き彫りにされていきますが姉マーゴットを演じるニコール・キッドマンがやっぱり上手い、夫ジムとの離婚を考えながらも高飛車でちょっと傲慢で精神的に薬に頼る弱い女性を演じていました、ニコール・キッドマンの滅多に見られない“木登りシーン”や“○ナ○ー・シーン”も出てきました。
ジャック・ブラック演じるマルコムは彼が最も得意とするような役柄でしたし、ジェニファー・ジェイソン・リーは最近ヌードになることが多かったですがこの作品でも彼女らしい自由奔放さを見せてくれた、マーゴットの別れかけの旦那役のジョン・タトゥーロも凄く演技も上手かったし貫禄ありました。
最初にマーゴットの息子のクロード役の子があまりにも可愛い顔をしていたので女の子なのかと思いました、ポーリンの最初の結婚の時の娘のイングリッドも可愛らしかったし行方不明の犬のウィザードも良かった、マーゴットの浮気相手ディックとその娘メイジー関係もこういった映画にはありがちな設定でしたが。
もう少し笑えるコメディだったら良かったですがニコール・キッドマンの“ビッチ”ぶりが良かったです、ジャック・ブラックやジェニファー・ジェイソン・リーも腐れ縁のような恋人役を好演してました、お勧めします。 |