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「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」をお勧めします。

遂に待っていた”相棒”の、劇場版です。

画像:aibou03.jpg説明
人気刑事ドラマが満を持しての映画化です、警視庁の窓際部署・特命係に所属する2人――切れすぎる頭脳を持つ杉下右京と熱血正義感の亀山薫が、巨大マラソンを巻き込んだ陰謀に挑みます。
ドラマ版のテンポの良さと緻密に練られたストーリーという長所はそのままに、アクションや舞台をスケールアップしてドラマ以上の緊迫感を味わえたかな、セミレギュラーキャラが次々と登場したりドラマ版ではめったに見られない右京のアクションシーンが見られたりするなど、ドラマファンには垂涎の内容かもしれません。もちろんそちらを全く知らない人でも問題なく楽しめる作品でした、謎解きと追跡の連続に魅せられて、あっという間に上映時間が終わってしまうような映画でした。



 現場に謎の記号が残される殺人事件が連続して発生。記号をチェスの棋譜と看破した警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は独自の捜査に乗り出し、被害者全員に連絡を取っていた少女・やよい(本仮屋ユイカ)を割り出した。しかしやよいへの取調べは弁護士によって阻止され、捜査は行き詰ってしまう。そこで右京は事件に関連するサイトの管理人とメール交換によるチェス勝負に挑む。結果は右京の勝利。しかし投了図は、予期せぬものを示していた……。



水谷豊さんに寺脇康文さん主演の人気刑事ドラマ初の劇場版です、警視庁の窓際部署“特命係”に身を置く2人の刑事の頭脳明晰な杉下右京と、熱血漢の亀山薫が抜群のコンビネーションで史上最大の難事件に挑みます、監督はドラマ版を手掛けてきた和泉聖治。

水谷豊さん演じる杉下右京と寺脇康文演じる亀山薫の“相棒コンビ”が木村佳乃演じる片山雛子代議士の警護から、処刑サイトを使った連続殺人事件を追ううちにやがてある陰謀に辿り着いて、やがて犯人が『東京ビッグ・シティ・マラソン』にターゲットを絞って前代未聞の大規模テロの計画を突き止めますが・・・。

今までウチはテレ朝の刑事モノが父親や母親が好きなので、『はぐれ刑事』や『相棒』は僕がパソコンをやっている間に耳から聞いていたのである程度は知っていましたが、真剣に一本最初から最後まで全部見たというのは初めてだと思います。

ご存知の杉下右京役の水谷豊さんと亀山馨役の寺脇康文さんが『相棒』としてコンビを組んだ、『相棒』シリーズの劇場版でしたがこの作品も話題になっていて見るのが楽しみでしたがとても面白かったです、西田敏行さんや柏原崇が悪役になってしっかりとこのお話しがしまっていたように思いました。

『踊る大捜査線 シリーズ』や『古畑任三郎』の良いところをもらって割とオリジナリティのある刑事ドラマになっていたと思います、『古畑任三郎』の古畑&今泉クンの名コンビを右京さんと亀山にダブりますが古畑&今泉クンのコンビとはまた違う魅力があり、“右京&亀山”コンビも魅力的である意味“刑事ドラマの王道”とも言える刑事コンビの映画ですし、オーソドックスな刑事物のドラマ・スタイルはとっていましたが見ているこちらに『普通の刑事モノとは何か違う』と思わせてくれるモノがありましたね。

何時ものテレビ版のストーリーよりも若干スケールを少し大きめにしたみたいですが、右京さんと亀山が犯人役の柏原崇や本仮屋ユイカチャンに西田敏行さんを追い詰めていき話題に出てくるあたりから物語は大きく動いてきます、『相棒』は寺脇ヤッちゃんが及川ミッチーに代わったみたいですが寺脇ヤッちゃんはイイ“相棒”だったと思います、岸谷五朗チャンもマラソン・ランナー役で友情出演しています。

色々と話題になったことが納得出来る内容でした、いかにも右京さんが好きで詳しそうなチェスを絡めてきたり、六角さんのスピンオフの仕方も『踊る シリーズ』の良いところをとって真似をした感じですね、水谷豊さんと寺脇ヤッちゃんのコンビネーションも見どころの一つでした、面白かったです、お勧めします。