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「レミーのおいしいレストラン 」をお勧めします。

かなり良いセン行ってました、流石ディズニー&ピクサー!!

画像:Ratatouille1.jpg説明
「ファインディング・ニモ」などで組んできた、ディズニーとフル3D・CGアニメーションの名工房ピクサー社が再び組んで新たに放った、世界的にも大好評を博した秀作でした。
可愛らしいネズミと若きシェフというユニークなコンビの活躍を、ディズニーらしい想像力とピクサーの緻密な映像美という強力コラボレーションで描き、アニメーションの歴史に残る逸品に仕上げました、やっぱりディズニーとピクサーはこれからも組んでいくべきだと思います。
監督は、やはりディズニー&ピクサーのヒット作「Mr.インクレディブル」を手がけたブラッド・バード。原題“ラタトゥイユ”は本編で重要なアイテムとなる、仏南部名物の野菜煮込み料理のことだそうです。



 ネズミなのに料理の才能があり、一流レストランのシェフ、グストー(声ブラッド・ギャレット)に憧れるレミー(声パットン・オズワルト)。ある日、嵐のために家族とはぐれたレミーはパリのあるレストランにたどり着くが、そこはレミーが尊敬する、今は亡き名シェフ、グストーの店だった。その厨房でレミーは見習いシェフのリングイニと出会い、レミーの才能でリングイニ(声ルー・ロマノ)を町一番のシェフにしようと気持ちを1つに。グストーの店は人気を盛り返すのに成功するが、まだ意外な困難が……!?


「トイ・ストーリー」「ファインディング・ニモ」のディズニー&ピクサーが贈る一風変わったコメディ・アニメでした、グルメの都パリを舞台にシェフを夢見るドブネズミと料理の苦手な見習いシェフが、巻き起こす奇跡をハートウォーミングに描いています。
監督は「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード、声の出演には今はやりの有名俳優があたっていてピーター・オトゥールやジャニーン・ガロファロ、イアン・ホルムやブライアン・デネヒーなど多彩な顔ぶれでした。
 

天才的な料理の才能を持ちいつか一流レストランのシェフになるという叶わぬ夢を持つドブネズミのパットン・オズワルト演じるレミーが、尊敬する今は亡き名シェフブラッド・ギャレット演じるグストーの店に入り込み、見習いシェフのルー・ロマノ演じるリングイニと結託して秘かにコンビを組みパリ一番のシェフを目指しますが・・・。

ネズミと人間が強力して一流シェフになろうとするアイデアは面白いですね、やっぱりディズニーとピクサーは組んでナンボだと思いました、最近いい気になっているドリームワークスのアニメに太刀打ち出来るのはジブリかピクサー&ディズニーだけなので頑張って欲しいです。

ネズミのレミーが人間の天才シェフのグストーを尊敬していると言うのは笑えました、レミーがお客に即興で作って出したスープが素晴らしくてそれを見ていたリングイニもレミーの才能を認めてコンビを結成、そのグストーの実の息子かもしれないけど料理の才能は0に近いリングイニと手を取り合って(正しくは髪をつかみ合って)、グストーの店のシェフになろうとするのもある種の運命だろうし面白かったです。

レミーがあまりにも鼻が利いて『エサの毒見係』だというのも楽しそうな設定です、兄のエミールや父親ら家族たちの存在も面白かった、ネズミの仲間に食料のありかを教えるとこうなるということも分かり易く教えてくれていました。

リングイニが恋する気の強いコレットやレストランの仲間達も面白かった、いかにも人相が悪くて悪人面なので怪しいスキナーの存在も必要悪で、グストーの遺言状をレミーが発見したことからグストーを陥れたスキナーは店をリングイニに奪われることに・・・。

その後美食家で料理評論家でグストーの死の一因にもなった評論家アントン・イーゴとも戦うことに、レミーとリングイニにコレットやレミーの家族や仲間達の運命やいかに?

ディズニーだから、ネズミを可愛く見せるのはとても上手でしたね。

グストーの本の題名でもある『誰でも名シェフ』がラストにも影響してきます、不衛生で嫌われ者のネズミと期待された事の無い青年の組み合わせも良かった、“めでたしめでたし”の終わり方も最近の“アンチ・ディズニー”のドリームワークスの無理矢理な終わり方に比べれば数段上、見終わった余韻も大満足の作品でした、お勧めします。